お気に入りの建築や場所 その8

カタロニア音楽堂

ドメネク後期の代表作品の一つ。

外観はイスラム建築のようなドームや彩色タイル、彫刻が施されてとても華やか。

内部にも手の込んだステンドグラスや装飾がなされ、華麗な空間構成となっています。

舞台は、楽器を手にする18人の女神で飾られています。

日曜の朝、11時から市民コンサートが開かれるので出掛けてみてはいかがでしょうか。

小説もどき


晩秋のある日、私はサンジェルマソの小さなカフェの隅っこに座って、クリスティーヌの昔話に耳を傾けていました。


彼女より十五年くらい後に生まれた私には、「あの頃」の記憶はほとんどなく、また分かち合う共感のようなものもまったくない。


けれど、いやだからこそ、彼女の語る「当時」は、私には物珍しく、エキゾチックだった。


「裕福なブルジョワ家庭に生まれたこと、そのこと自体をどこかで恥じていた少女時代の当然の帰結として、私は反抗的なティーソエイジャーになったわ」毎週日曜日、ミサの後は祖父母の家に皆が集まって「家族の午餐」。


平日には引き出しにしまわれているよそゆきのリネンやカトラリーを食卓に並べ、背筋を伸ばして「長くて退屈な」昼食の儀式が始まる。


たくさんのご馳走と、大人中心の会話。


テーブルに肘をつけばすぐに注意されたし、皆の食事が終わるまでは食卓を離れることも許されませんでした。


親の権威は絶対的で、子供はただそこに静かにお行儀良く座っているだけの存在。


「あの日曜の食卓に、ブルジョワ家庭のすべてが凝縮されていたと思う」一日も早く、独立して自由になりたい。


そんな思いにかり立てられるようにして、クリスティーヌは学生時代の同級生と若くして結婚。


彼もやはりブルジョワ家庭出身のお坊ちゃんで、そして彼女と同じように少しデスクトップ仮想化にかぶれ、自由を希求していました。

お気に入りの建築や場所 その7

カテドラル(大聖堂)

スペイン第二の都市バルセロナのゴシック様式の建物が並ぶ一角を形成しているホ大聖堂。

尖塔の高さが90m以上にも及ぶファサードはデコラティブで、後世のガウディのルーツを思わせる。

高さよりも横方向への広がりを強調し、カタロニアの地域的特性を示す。

堂内は三身廊形式で、採光は少なく暗い。

美術館もあり、前の広場は活気にあふれています。

お気に入りの建築や場所 その6

グエール邸(現・演劇博物館)

カサ・ヴィセンスより少しあとだが、ほぼ同時期に建てられたガウディ初期の傑作で、よきパトロンであったグエール氏の住宅です。

22×18mの狭い敷地に建てられているが、内部は鉄製の装飾や格天井が凝っています。

現在は演劇博物館となっており、演劇に関する書物、舞台装置の模型、衣装などが展示されています。

都市づくり

町に雨水利用の成果を還元していこう、地域リサイクルを防災として生かしていこうという試みを若干紹介します。

墨田区には、消防自動車が入れない通りがいっぱいあります。

ちょっと火が出たら危険です。

そこですぐにコンクリート住宅という発想になってしまうのですが、強調したいのは、木造家屋であっても人の結束で、コミュニティで初期消火次に雨水を活かした防災まちづくりについてお話ししたいと思います。

東京がこれだけ過密になりますと、水の需要が増大していますが、防災的にも非常に危険な街になってしまっています。

昔は墨田区は本所区といったのですが、この地区は水道が全然だめになりました。

そこで丸の内から給水しようとしましたが馬車が通れない。

それでどうしたかというと、結局この国技館の井戸を掘り起こして、この地区の住民は救われたのです。

ある人が、当時それを知らないで国技館での雨水利用を提案したわけですが、やはりその文化ですね、水のリサイクル文化が防災としてもつながっているできるシステムのほうが大事なのではないかということです。

リサイクルも規模に大小とありますが、小の方ではリサイクルトナーと言うものが挙げられると思います。

使い終わったら、業者さんが容器を回収に来ます。

その容器に中身を詰めて、再び持ってきてくれると言うシステムなんです。

これで容器というゴミが減りますよね。

お気に入りの建築や場所 その5

トゥルニュのサン・フィリベール聖堂

パリの南東約300kmに位置するトゥルニュに建つ壮大なロマネスク様式の教会で、特に地下聖堂が古い。

フランス各地にはローマとビザンティンの影響を受けたロマネスク教会堂が残っているが、ブルゴーニュ地方にはフォントネー修道院、ヴェズレーのサント・マドレーヌ聖堂などロマネスク様式の傑作が多い。

天にのびるゴシックに比べ、ロマネスクは大地に根を張った観があり、インテリアも素朴で線が太く、装飾も力強いです。

お気に入りの建築や場所 その4

ノートル・ダム・デュ・オー礼拝堂

コルビュジェの最初の教会建築で、後期作品の最高傑作であるともに、比類なき独創性をもった巡礼礼拝堂。

曲線を描いたコンクリート打放しの屋根に、白く仕上げた外壁の礼拝堂が、丘の上に力強くそびえ立っています。

内部は、モデュロールによって配された、透明ガラスや色ガラスをはめ込んだ大小の窓から光が差し込み、感動的な空間を構成しています。

お気に入りの建築や場所 その3

ウンテルリンデン美術館

ストラスブールの南に位置するコルマールは中世からの町で、今はアルザスワインの集散地となっている美しい小都市です。

運河と木骨組みの家並みが続く旧市街にあるこの美術館は、ドメニコ派の尼僧院を改装したもので、ヨーロッパ中からマティアス・グリューネヴァルト(M.Grunewald)の傑作「イーゼンハイムの祭壇画」を見るために人々が訪れる。

祭壇画は3枚続きの観音開きで、旧礼拝堂におさめられています。

お気に入りの建築や場所 その2

ストラスプール大聖堂

ライン川をはさんでドイッと国境を接する町ストラスブールは、古代ローマ時代より自由都市として栄えてきた。

この大聖堂は、ローマの神殿跡にバラ色がかった砂岩で建設。

尖塔は1本で142mあり、19世紀までは教会建築では最高の高さを誇っていました。

塔頂の展望台までは階段がある。

内部は、直径15mのバラ窓のステンドグラスが美しい。

また内陣右手奥に仕掛け時計、左手に天文時計も展示されています。

お気に入りの建築や場所 その1

クロード・ル・ロラン通りの住宅(メゾン・ユオ)

バロック建築が花開いたナンシーは、やがてアール・ヌーヴォーをも開化させるに至るが、ルイ15世の義父で公国の君主であったスタニスララスが建築に力をそそぐなど、芸術や建築が育つ土壌があった。

加えてナンシーは、金属手工芸の伝統があったことが、パリに匹敵するアール・ヌーヴォー芸術を生んだ。

この町には、当時の様式の住宅がたくさん見られます。

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